GOT(AST)/GPT(ALT) γ−GTP
ZTT/TTT ALP
LDH ChE
総蛋白 ビリルビン

血清1リッタ(l)中の含有量を国際単位で表します。
二つとも、肝臓をはじめとする多くの臓器に含まれるアミノ酸の生成をうながす酵素です。
GOT(AST)は筋肉、心臓や肝臓に多い酵素で、GPT(ALT)は肝臓に多く含まれます。
二つとも、正常な人間の血液中にも一定量含まれていますが、これらの臓器が何らかの原因で損傷すると増加します。

正常値は一般的には
 GOT  10〜40IU/l
 GPT   5〜45IU/l
正確には健康診断成績票のGOT・GPT検査の基準範囲でご確認ください。





血清1リッタ(l)中の含有量を国際単位で表します。
アミノ酸生成に関与している酵素です。
この酵素は、肝臓や胆道に異常がある際に異常値を示します。
また、アルコールの摂取に敏感で、アルコールによる肝障害の指標にもなります。

正常値は性別によって異なりますが、一般的には
 男性 60IU/l以下
 女性 30IU/l以下
正確には健康診断成績票のγ−GTP検査の基準範囲でご確認ください。





膠質反応といわれ、血清中の蛋白質の成分を調べます。
血清蛋白のグロブリンが増加した場合に高値になります。
異常値が出た場合は、慢性肝疾患、膠原病、自己免疫疾患などについて精密検査が必要です。

正常値は一般的には
 ZTT  2〜12単位
 TTT  5単位以下
正確には健康診断成績票のZTT・TTT検査の基準範囲でご確認ください。






血清1リッタ(l)あたりの含有量を国際単位で表します。
この酵素は肝臓、骨、小腸などに広く分布しています。
肝臓、胆道などの疾患や骨の病気などで高値になります。
高値の場合には精密検査が必要ですが、軽い上昇で、他の検査に異常がない場合には経過観察をしてください。

正常値は検査法により異なりますので健康診断成績表にあるALPの基準範囲を参照してください。






血清1リッタ(l)あたりの含有量を国際単位で表します。
LDHはあらゆる組織に広く分布し、血液中に増加する場合は組織の損傷を意味する重要な酵素です。
この検査値だけで診断を特定することはできません。
関連する項目(例 GPT、ALP、赤血球数など)の検査結果と合わせて損傷臓器を推定します。
採血の条件(溶血など)により増加することもあり、1回の検査では詳細がわかりにくいこともあります。

正常値は検査法により異なりますので健康診断成績表にあるLDHの基準範囲を参照してください。
LDH:乳酸脱水素酵素 ラクテートデヒドロゲナーゼ





血清の中のコリンエステラーゼは大部分が肝臓で作られます。
したがってこの酵素の検査で、肝臓の機能がどのくらい働いているかを知ることができ、脂肪肝以外の肝疾患で活性は低下します。
またその他の病気で肝臓への栄養供給が低下しても低い値を示します。
この検査の値は個人差が大きいですが、異常値の場合には他の肝機能検査などと合わせて判断します。
この検査の測定方法はいろいろあり、その方法によって単位や基準範囲が異なります。
健康診断成績票のコリンエステラーゼ検査の基準範囲でご確認ください。





結果は血清1デシリッタ(dl)中の含有量で表します。
血清中に含まれる蛋白を総称して、血清総蛋白と言います。
その種類は様々ですが、主な成分は、アルブミンとグロブリンです。
肝臓に障害が起きると、血液中の蛋白成分に変化が生じます。
腎臓疾患、血液疾患や自己免疫疾患の際にも、異常値が出ます。

正常値は一般的には
  6.5〜8.3g/dl
正確には健康診断成績票の総蛋白検査の基準範囲でご確認ください。





結果は血清1デシリッタ(dl)中の含有量で表します。
ビリルビンはその約70%が老化した赤血球の破壊によって生じたヘモグロビンに由来します。
肝臓に取り込まれる前の水に溶けにくいビリルビンを間接ビリルビンとよび、肝臓で水に溶けやすいビリルビンとなって胆汁に排泄されます。
この水に溶けやすいビリルビンを直接ビリルビンとよびます。
また、両者を合わせたものが総ビリルビンです。
総ビリルビンや直接ビリルビンの検査は、各種の肝疾患、胆道疾患の診断などに用いられます。
ビリルビンの検査値が高い場合は、精密検査が必要ですが、軽度の上昇で他の肝機能検査に異常がなければ経過を見てください。

総ビリルビンの正常値は、一般的には
 1.5mg/dl以下
正確には健康診断成績票の総ビリルビン検査の基準範囲でご確認ください。